<記事概要>
楽天の国重惇史副社長は1日、都内で記者会見し、TBSに対して「安定株主対策をやめるならば、TBS株の買い増しはしない」と提案したことを明らかにした。両社のトップ会談を申し入れ、TBS側が話し合いに応じれば経営統合以外も検討していく方針も表明した。
ワタクシはどうにも三木谷さんの行動が腑に落ちないというか、
何をやっているのかわからないんですよねぇ・・・。^^;
というのも、今の状態だとホリエモン時と何が違うの?
それともこれから何かが起きるの?
そんな風に思ってます。
まずは、三木谷さんの話をする前に、ホリエモンの時のおさらいを
簡単に語っておきたいと思います。
ホリエモンは「会社は株主のもの」という理論の元に株を買い増して、
ニッポン放送やフジテレビに圧力をかけていきました。
法律の観点だけで見れば、これらの行為はむしろ正当のものですし、
ホリエモンは強大な株主における権利を行使することができたと思います。
ワタクシもホリエモンは多くの部分においては支持しているクチです。
しかし結局のところは、ニッポン放送、フジテレビの社員、あと政治家たちも
それに世間一般においても受け入れられなかったわけですよね?
そして、ホリエモンは適当な妥協点をみて撤退したような形になりました。
ホリエモンはその後選挙に出ましたが、その際にはがらりと方針を変えというか、
雰囲気までもが変わって誠意的に頑張ってたと思います。
まあ、ある程度の裏があるのはもちろんだとは思いますが、
それでもワタクシは頑張ったのではないかと思ってます。
だからこそ、亀井さんには及ばなかったけど、あそこまで票を集めれたと思ってます。
やっぱり、日本においてはそういった「感情的な」部分が大きく
意思決定の判断になるということが浮き彫りになったと思ってます。
さて、三木谷さんに話を戻して、彼は今何をしてるんですか?
ワタクシには当時のホリエモンとなんら変わらないように写ってます。
まあ、ちょっとは礼儀正しくスーツ着てますのでマジメそうに見えますけどね。
でも、現状において株を買い増しして、その権利において話を進めようとしてますよね。
まして、とどめのセリフとして、
「なぜ株を買っちゃいけないのかわからない。」
ですからね。^^;
いやいや、別に株を買うのは悪いことじゃないですよ。
でもね、ホリエモンの時って株を買ってその権利だけでもの言っても良いのか?
そこで働く人たちその家族、視聴者、あとはその他世間の人たち。
そういった人たちをないがしろにしてまで株主の権利を主張してよいんですか?
ってことだったんだと思ってます。
株はあくまで手段のひとつとしてであって、もっと他に何か感情的にも
TBSや世間の人にしかけていくのかとばっかり思ってました。
もっともっと、2,3年くらいの長期的なプランになるのかな?
と思ってたんですけどね。^^;
いやーしかし、同じやり方をするにしても、ホリエモンのときから半年も経ってないやん?
そんなんでまた同じように株買って圧力かけて・・・。
ワタクシよくわかりませんですよ。^^;
まあ、ワタクシなんてしょせんはどこにでもいるただの人です。
もしかしたら、三木谷さんは何かふかーーーく考えていることだと思います。
今後はそれに期待しましょう!!
間違っても、年末くらいに妥協点をみて終わり!
なんて結末だけは勘弁してくださいね。
■TBさせて頂いたブログ
週刊!木村剛様
時評親爺様
兄やんの一言モノ申す様
業マネBlog様
ニュースなヒトトキ様